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一生分のチップ
あなたは今、レストランのテーブルで友達数人と一緒に談笑しながら食事をしています。
食事を終えました。お勘定が待っていますね。
そう、若いウェイトレスがやってきました。
請求書が提示されます。普通の状況ですね。あなただったらそのまま請求書の金額を財布から出して、そして少しくチップを付け足すかもしれませんね。「お釣りはいらないよ」とか。
でも、その年配の紳士に何が起こったのでしょうか。
ストックホルム発 (AFP) ―スウェーデンでは19才のウェイトレスが自分にとっては一生分のチップを(お客から)受け取った。つまりそのお客、年配の男性であったが、請求書を見て端数を切り上げる計算(精算)をする代わりに彼女には自分の車、ポルシェをプレゼントした。このお客様は自分に対して冗談を言っているんだわ、と彼女、ウェイトレスのヨゼフィン・ユスティンさんは最初思ったと報告した。彼女はスウェーデン中部のスンドゥヴァル市のニューランゲ・カッフェ店で働いていた。そこに年金生活者になったばかりのそのお客さん、何人かの友達と一緒にテーブルに座って食事、彼女がやって来たときに、彼女の年齢を尋ねたのだった。彼女の答えに対して紳士は「あんたにはチップとしてわたしのポルシェ車を進呈しよう」と教えてくれたのです、と彼女は語った。最初、彼女はちょっと不審に思った。でも年配の紳士はとっても感じ良く振舞ったのです。
ユスティンさんはお客さんの電話番号を貰って、翌日そのお客さんの所に電話を入れた。自分の父親と同伴でその紳士の所を訪ね、彼女にとっては初めての車を取りに行った。その車はポルシェ924、年式は1979年、ユーロに換算して3200ユーロの価値があることが分かった。「その車は新たに塗装の必要がありますし、若干手入れも必要です。でも徹底的にチェックしてみたところ全てオーケーです」とその幸運のウェイトレスは スウェーデンの新聞「アフトンブラデット」紙に伝えた。
そのお客さん、自分の名前は明かしたくないとのことだが、同紙に語ったところによると、自分がしたことについては何ら後悔していない、と。「わたしはそのレストランに座っていたのですよ。そして彼女の目を見て思ったのです。”この子にはわたしのポルシェ車をあげよう”」と。
http://de.news.yahoo.com/050818/286/4njgl.html
ウェイトレスの彼女、ユスティンさんはハッピー。スウェーデンにも太っ腹な紳士がいるのですね。良かったですね。
紳士が彼女の年齢を聞いたはどうしてでしょう?
若い子の年齢を聞いたがる年金生活者になったばかりのスウェーデン紳士?好奇心からでしょうか?
そうとも考えられますね。
車を運転出来る年齢になっているかついでに確認したかったのかもしれません。
確かに北欧の女の子たち(ティーンネージャー)には可愛いさがあり惹かれるものがあります。
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ところで、知ったかぶりをするわけではありませんが、 Porsche という名前の由来をごぞんじですか。
ちょっとだけ調べてみました。というか、手元に本があるのですが、それによる とこれは人の名前です。しかも、オーストリア人の名前です。つまり、ポルシェとはオーストリア人が作った、ということです。
(22.08.2005)